2009年5月29日金曜日
アンダー・ザ・ローズ、6巻
玉と蝋石の雑種のような…ってそれは羊羹の形容詞ですがby夏目漱石。
こんだけ重くしっとりと描かれると暗さとか重さとか黒さもすっかりと甘みの中に塗り込められて、ずっしりとやさしく羊羹に塗り込まれるような読書感覚があります。
今日本で一番濃密な漫画だと思うんだけど……なにしろ出るのが1年に1冊ですからね。カチカチになった羊羹を食べているような食感もないではない。さすがにスピカ買うほどかぶいてはいない。
そういえば前編(時系列的には後)のハニーローズはこの春編が終わって、夏編やってから初めて単行本収録されるらしい。早くて3年後か。どうなんだ。データはデータで嬉しいんだけどやっぱり漫画は本で持ちたいのですよ古い人間だから。
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