2009年4月27日月曜日

この世界の片隅に、下巻



出会えることが奇跡っていう本はそうないんで

まあ

とりあえず一家に3冊上中下巻。

はい。

2009年4月26日日曜日

よく見たら女の子描くのうまいよ、この人



Pumpkin Scissors 11巻です。パンプキンシザーズ。シザースじゃないんだよね和書名。

表紙のイメージが10巻でだいぶ変わったので、買い逃していたことにだいぶ気がつきませんでした。

しかし10巻11巻で薄絹のおにゃのことかロリータが乱舞するようになって気がついたんだけど、やっぱこの人女の子描くの、美味い。
萌とかデッサンとか細かな描線とかの次元ではなく、少年漫画の描線で華奢さを描く筆力があるのね。これは希有な才能なんじゃないかと思う。

さて思ったより続いているなという印象をお持ちの方も多いでしょうが、今年もゆるゆるとやっていきたいボンクラBlogによると
「0番地区編まで連載が続くだろうか」
というような懸念も連載当初はチラホラありました。
0番地区設定は、連載第一話(単行本では2番目の話)から仕込んであります。
通常、オーランドのスペルはOrlandoですが
ハンクスが見ている伍長の書類では
Oland(0-LAND:0の地域)と表記してあります。
もし、打ち切りになっていたら、橋の下で寝てる事とか
そういった部分も含め、完全に無意味という事になっていたわけで
伍長というキャラを表現し切れないまま終了、という
作者としてとても悔しく切ない思いをする事になっていたと思います。


当初からの設定的な仕込が。ということはまだ話半分も来てないのか実はw
というかほんとよく続いてくれたと思う。

えーと以下は副読本(まて)


次巻ではアベルの交渉シーンがきます。ここが美味しいんだ。

2009年4月23日木曜日

サムライプリンセス~外道姫



冒頭のおっぱい爆弾のあたりでまず吹く

片腕マシンガールの特撮班による特撮スプラッタアクション。
一応…時代劇なのかな。チェーンソーとか出てくるけどw

まだ公式サイトはポスターしかないみたい
http://www.samurai-princess.com/

海外ではソレ系の劇場の深夜枠とかを廻るらしい。もう公開されてるかも。
Breast Grenades! Rocket Feet! Scissor Leg! It Could Only Be The Trailer For SAMURAI PRINCESS!
Kengo Kaji's "Samurai Princess" promises wild action and buckets of gore

これ真冬に撮影したらしくて、ラテックスと大量の血糊だけで山ん中走り回って「とにかく寒かった。つらいとか大変とかじゃなくとにかく寒かった」とのこと。お疲れ様でした。

日本では夏公開だそうですよ

2009年4月20日月曜日

妹3



妹、ケータイ小説作家デビュー。
タイトル「妹空」

まて。

実際のケータイ小説はといえば‥‥手に取りはして、数ページはめくりましたが‥‥読むの無理でした。
いや文体の問題じゃないと思うよ?!
町田康や舞城王太郎なら読めるし!(較べんな(うちの父とかはそれすら駄目だったなそういや))

いやでもああいうのは展開にガンガン突っ込みいれながら読むのが正しいのかもしれない。

さて妹3こと近作では編集者とのやりとりが結構大きな部分になっているんですが、妙に編集者の扱いが行儀よくされていて気持ちが悪い。
力関係か。

2009年4月17日金曜日

電波女と青春男



殺人鬼も殺人犯もサイコさんも出てこない入間人間さんの読み切り作です。

何も解決せず折り合いだけつけさせるという恐ろしさが

2009年4月14日火曜日

バンコクひと段落




タイ:アピシット首相が演説、デモ解散求める 一時撤退の動き

タイ反政府デモ隊が解散開始、収束へ

なんかまたえらいことになっていましたがなんとか治まったみたい。

軍は割と静観していたみたいなんだけど
・ASEAN会議を中止に追い込んだ
・首相の乗った車と秘書官に暴行
・民間人に射撃、2名死亡
あたりで完全に政府側についてしまい、本気を出されたらデモ隊は1日もちませんでした。

それでも一人の死者も出してないというのは、タイ陸軍が優秀なのか、デモ隊が腰砕けだったのか。

というか「予め用意済みの赤シャツが配られ」「田舎からバスで動員され」てくるデモ隊ってのはなんなのよと。反タクシン派はもうちょっとうまくやってたでしょうに。
(タイ現地の日本人のブログでははっきり「一人1000バーツで集められて」とか書いてる人もいる。)

しかし「政府の用意したバスで帰郷するデモ隊」とか「タイ正月を楽しむために解散していくデモ隊」とか‥‥、まあ、本質がのんきななんだろうね。

2009年4月13日月曜日

みーまー



電撃文庫の中でもぶっちぎりでアニメ化ゲーム化の路線から外れまくっている入間人間さんのシリーズ新刊。ヤンデレブームで取り上げられて一気に部数が伸びましたね。

あいかわらずメタと韜晦と小ネタ多用の文章は読みやすいとは言えませんが難儀感はあまり無し。たぶん人間的に近いから。劣化維新とか言うな。

本編は何を書いてもネタばれになってしまう。主役が誰かを書いただけで5巻のネタばれになってしまうというのはどーにかならないもんかもっとやってください。
一応、今までの話であいまいにぼかされていた部分にいくつか説明がついてるので、6巻で伏線読み損ねて早とちりしたあわてんぼさんたちにも安心ですね。

2009年4月10日金曜日

北朝鮮の意図

ミサイル発射を米朝2国間の議題にしようという北朝鮮の意図は成功しないだろう-ゴードン・ドゥグッド国務省副報道官

米国がオバマ政権になりあまり注目されなくなったから、パフォーマンスをやっているだけ。 -ニューヨーク・タイムズ

内部体制を引き締めるとともに、米新政権をテストし、米国との交渉を早期に再開させたいのだろう。-韓国、玄統一相

北朝鮮の意図は国際社会の注目を集めることだ-東亜日報

東アジアの安定を脅かす一方で、最高人民会議開催の『祝砲』を打つつもりではないか-政府関係者


立場によって微妙に読み方が異なっていて楽しい。

なんか2段目以降をコントロールするための電波が出てなかったらしい。ホントに打ち上げるだけの内容だったんだな。

で、実際のとこ国内対策が主だったように思う。祝砲。首領様の後継問題でのゆらぎ。

マジで衛星打ち上げ技術試験なのだとしたらいくらなんでも検証部分がなおざりすぎる。
技術部としてはブースター試験の再挑戦、で充分としたとみた。

2009年4月9日木曜日

奥瀬サキ 復活



夜刀の神つかいが
まあ
開いた口がふさがらない終わり方をしたわけですが

低俗霊DAYDREAMの方は何かしらの納得できる流れがあったのだとは思う

全部忘れて久しぶりの本人新刊ですよやったね
コックリさんが通ると同世界観かなこれは

怪我とか病気とかいろいろ治ったのだろうか

2009年4月7日火曜日

わかりやすい


大きな地図で見る

職場でもにわかミサイル評論家がいろいろ話してて面白い
急にノドンの危機とか熱く語られてもなあ

「ブースターに関しては成功」
「多段式の実験については失敗」
ってのが結論
しかし追尾船も出してないってことはそもそも3段目の首尾は見る気がなかったのかもしれん

あくまで成功といいはる北朝鮮メディアが楽しい。将軍様が白と言えば黒も白となると
日本も大本営発表とかいういい伝統がありますが

2009年4月6日月曜日

シュトヘル 1巻



皇国が残念な終わり方をして、またひとりスピリッツに狩られてきましたよ

スピリッツ編集部ってプロデュース力はあるのだけど、作品の方向性の手綱を絞らないから完結できたとしても完成度がいまいちになる印象がある。
ので、どうせならオリジナルとかスペリオールとかのが嬉しかった。

絵は相変わらず線に力もあるし描写も迫力が充分。台詞はぶつ切りの食感、「切り取った生肉」のような趣がある。
次巻が楽しみ。

2009年4月4日土曜日

いのちの戦場



原題は「L'ENNEMI INTIME」
英題は「Intimate enemies」
邦題は「いのちの戦場 アルジェリア1959」
本年度の「駄目邦題ランキング」にノミネートしたい

映画はフランス版プラトーンだと思っていただけると手っ取り早い。
しかもアメリカの中流白人少年がおかしくなっていくだけでなく、2次大戦とインドシナ戦争を生き抜いた歴戦の軍人たちでさえあがらえない負の闇というのがほんと救えない
いい映画でしたがデートには絶対向かないな

アルジェリア戦争についてはリンク先を見てもらうとして。
舞台になってるのはこの地図の北側の岩山らへん。岩と山だねほんと

大きな地図で見る

ジャッカルの日に出てくるOASはこのアルジェリア兵の後の姿なわけだな

2009年4月2日木曜日

Working6巻



Workingの6巻。かたなし君にライバル出現?(言っててアレだが‥)
1キャラ増えるたびに人間関係が妙に錯綜していくわけですがこのペースでキャラが増えていくと一体どうなることやら

今回は松本さんの出番が多くて嬉しいです。泉お姉ちゃんの出番が少なくて悲しいです。

2009年4月1日水曜日

花やしきの住人たち



花やしきの住人たち、3巻にて完結。

2巻で、うわーこれドラマ的なつりあい取れないじゃんどーすんの、とうろたえたんですが、父ちゃんの登場でギュインと引き戻されましたね。読者の視点が広い視野に戻ったというか。心理的外傷は大きな視野から見ることが重要です。

作者は本当はもう一段深い闇とそこからの癒しを書きたかったのかもしれないけれど、安芸とれんげを「一歩踏み込んで手を差し出せる人」にできた時点であとは単にストーリー消化になったような気もしなくもない。

ただ境界例の現実からすると、これってこの後はそれぞれ相手に閉鎖的な関係性を要求して特有の泥沼にハマりこんでっていう風になりそう‥それを書いていたら伝説にはなれたかもしれんが連載は打ち切られていたかもw
なんにせよちゃんと終わってよかったよかった。

桂明日香、ヤンガン&エロエフにて新連載スタート

次はまた見た目ウフフキャッキャなハーレムものらしいが。エロティックfの方はガス抜きかな。

天気