2009年2月3日火曜日

陸の王者、下がれ



なぜモビルスーツは戦車より強いか。を、この重力戦線2では描かないといけなかったはずなんだが。
ちょっと期待していた方向と違っていたかもしれませんな。

・初速と命中精度で勝るはずの61式戦車の停止射撃は片っ端から外れ、ザクの走行中の掃射は片っ端から命中する。
・ザクの120mmマシンガンは榴弾でも正面から61式戦車を破壊しうる。
・至近距離からの戦車からのAPFSDS弾はザクの正面装甲を貫通しうる。
・近距離ではザクが有利ということになっている。
・頭部を破壊されたザクは行動不能になる(なんでやねん)

こんな感じ。
フィクションだからと言ってしまうのは簡単なんだが一応考えてみよう。

命中精度については、61式戦車がミノフスキー粒子対応でないということで説明がつくかもしれない。本来はレーダー照準で自動射撃を行うような砲制御だったのだろうか。ただそれにしてはロックオンして偏差射撃とかしてるっぽいんだよね…。

120mmマシンガンの威力については、まず薬莢が馬鹿でかいこと(TVの第一話参照)を考えると、口径に比べ恐ろしく弾頭重量が大きい可能性がある。いわゆる貫徹のみを目的とした戦車砲弾に耐えうるべく進化した61式戦車では、装甲には穴が開かなくても、宇宙艦艇の装甲を叩き割る120mmマシンガンの爆圧に車体が耐えられないのかもしれない。
貫通されずに爆発している描写が多いような気もするし!(モデリングの都合かもしれないがw)
しかしそんだけの威力の砲弾を受けまくってもカメラひとつ壊れないガンダムってどんだけ硬いのやら・・。

装甲についてはルナチタニウム様々ということで。

近距離がザク有利なのは、砲仰角に限界があり、ジャンプされると簡単に位置取りの有利を失うことで一応説明はつく。でも貫通できないんだったら遠距離砲戦も無謀な気はするけど。

あと、なぜか重力戦線のザクは頭部や首を破壊されると行動不能になることになってる。
これは今作のみの設定なんだろうか。まあ動力パイプという謎な部分を失うと性能が落ちることになっているザクですからなんとも言えませんが、もし脆弱なカメラ部分や頭部放熱口を破壊することで行動不能にできるのならそれなりに遠距離砲戦を挑む価値はあるのかもしれない。

個人的な意見としては。
本当は、究極的にザクと戦車では「出力が数桁違う」ことが問題になっているはずだと思うのさ。
そのへんのことを次回ガンタンク編で描けているといいなぁ。

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