2009年2月24日火曜日

ディファイアンス



ディファイアンス公式

ベラルーシで森の中に逃げ込んでコミュニティを作り、終戦まで暮らしたユダヤ人たちがいた。
それを率いた兄弟の物語。

ラスト・サムライとかと比べると自然と社会の描き方もちょっと中途半端で、ビエルスキ兄妹とコミュニティを追う視点とで視点が分散してしまい没入感が薄れた感じは否めません。

トゥビアに神に祈らせなかった点は評価したい。騎兵隊演出はあるけど、奇跡の話じゃないんだよね。

ただやってたことは山賊だって突っ込みはあるわけだがw
ポーランド国内では、その歴史的評価は分かれており、「ユダヤ人を守った英雄」とも、「ロシア・パルチザンと組んでポーランドの非ユダヤ人から物資を略奪した強盗団」ともみなされる。


史実について詳しくはwikipedia英語版でどぞ。
Bielski partisans
・「10人のドイツ人を殺すより一人のユダヤ人女性を救う」方針だった
・ソヴィエトのポーランド侵入に際しては、ソヴィエトの側に立ってポーランド防衛軍と戦った
・1944年以降、キャンプは森を出てノヴォゴロドに移り住んだがすぐに地元との関係が悪化
・トゥヴィアはハンガリーからイスラエルに脱出し、最終的にズシュとニューヨークで暮らした
・アーロンも最終的にアメリカに移住

ペーパーバック洋書ではこんなんある
The Bielski Brothers: The True Story of Three Men Who Defied the Nazis, Built a Village in the Forest, and Saved 1,200 Jews (Paperback)

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