2009年2月19日木曜日

大臣を酩酊させて記者の前に出すことの是非とか

今回の中川氏酩酊記者会見での財部誠一氏の突っ込み

大臣秘書官はなぜ記者会見をさせたのか


最大の疑問はなぜ財務省は酩酊状態といっても良い状態にあった大臣に記者会見をさせたのか、だ。幸いにしてG7には日銀の白川総裁が同席しており、記者意会見にも2人そろって臨んでいたのだから、中川前大臣をホテルの部屋で休ませ、白川総裁一人で記者会見をするという判断がなぜできなかったのか。私がもし大臣秘書官なら酩酊状態の大臣が世界のメディアの前に身をさらすことなど、断固阻止する。そんなことは秘書官としてのイロハのイではないのか。

 もしかしたら、財務大臣秘書官は意図的にあの醜態を世界にさらさせたのでないか、とさえ勘繰りたくなってしまう。財政再建を放り出した財務大臣のクビをすげかえる絶好の機会として、酩酊大臣の記者会見出席をあえて止めなかったのではないか。中川氏の後任を財政規律派の与謝野馨経済担当相が兼任すると聞けば、ますますそう思いたくなってしまう。


大臣の酩酊状態を放置する秘書官ははたして職務を果たしていたといえるのだろうか。

まず、中川元大臣本人の酒好き、酒癖の悪さは、スレで中川(酒)と略されるくらいには知れ渡っている。
当然随行する秘書官や官僚はその点を理解した上でサポートするはず。はずだよね。
健康管理も仕事に含まれるのは言うまでもない。

そう考えると随行官僚にも一部の責任は免れ得ない、と、思うのは当然なのだけど。

実は原因そのものだったりして。

 玉木氏はローマの先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)に出席した中川氏に同行。財政金融委の民主党理事によると、玉木氏は17日の理事会で、G7閉幕後にホテルで行った打ち合わせの様子を「同席していたが、中川氏が飲酒したかどうかは見ていない」と説明した。
 しかし、別の同席者などから「玉木氏が中川氏に酒をついでおり、見ていないとは考えられない」と複数の証言が寄せられ、玉木氏が虚偽答弁をしたと判断したという。


飲酒運転なら飲ませたほうも有罪になるようになりましたよねそういえば。

流石に醜態を期待してお酌をする官僚ってのは想像しずらいので、単に保身に走っているだけなのだろうとは思う。
思うけど

官僚組織を責めるのは酷=与謝野財務相

この人がこう言うと途端に胡散臭くなるよね。

どのみち、この重大時期に財務官僚が大臣を守る動きをしなかったというのは、記憶しておくべきことであるとは思う。

そして一時的とは言え後任はこの与謝野。

この人がいるところでは必ず改革的な動きは潰される。
ここ5年くらいで確固たる実績になってきている。
本当に官僚組織の温存のためなら国を売りかねない人という印象。

そういう人が財務・経済財政・金融担当相で、しかも日銀総裁は常識論しかとりえのない白川総裁。

こういう体制で空前の不況下となる3月決算に突入する日本の明日はどっちだ

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