2009年2月10日火曜日
大正のいじわるじいさん
山本夏彦さんの戦前世相ばなし。
若い頃読んでたら腹がたったかもしれないけれど、今読むとなんとまあいかにも大正のシニカルに煮しめたようないじわるじいさんで、とってもチャーミング。
最近あちこちで言われるようになりましたけど、国民生活が本当に悲惨で苦しくなったのって昭和19年からの数年だけなんだよね。
その辺と統制についての興味で買ってみたけど、話し手の魅力にやられてしまいました。
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主に本屋で狩りをする。日々の買い物とか妄言とからくがきとか。
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