2008年11月16日日曜日

田原総一郎が田母神の件でなんかヌルイこと言ってる

「田母神論文」問題の本質は “決起”の危険性

それはさておき、94人もの自衛隊員が政府見解に真っ向から反撃する論文を書いたことは、組織的決起だと僕は見ている。これは言論クーデターだ。


なんつーか日本を代表する(ということになっている)ジャーナリストでも、自衛隊の現状についてこんな認識レベルってのはやっぱ日本のマスコミの軍事オンチはいくところまで行っていると思う。

ある程度軍事詳しくなって自衛隊の人とかと話もすると、
陸自:土方。駐屯地公務員。
海自:硬直艦隊。
空自:平時空軍。
ってなぐあいに実態を知るようになる(そして兵力以外の部分での危機感を覚える)のだけど、それより遥か手前の部分で止まっているわけですよ。

論文の内容は飲み屋の与太レベルなわけで言及の要はないわけだが、問題は、現役軍人がその程度のお粗末な歴史・軍事認識を「持てる環境」に空自がある、ことの方であってそっちのが深刻。

毎日のコラムが的確。訊く相手が石破さんと秦さんだもんな。
<前航空幕僚長>憲法改正論にまで踏み込む「田母神論文」の危うさ(1) 無視された5月の「警告」
前空幕長論文問題(その1) 元首相の名挙げ抵抗 辞職巡り押し問答

騒動は10月31日午後3時過ぎから始まった。定例記者会見を終えた田母神氏は、防衛省A棟11階の大臣室や次官室を訪ね、受賞論文を配り歩いた。同じころ、防衛省記者室にニュースリリースと論文が配られた。
 「賞金300万円取ったんです」。田母神氏は増田好平事務次官に胸を張ったという。



うわあなんかデジャブな光景‥
60過ぎても元気な老人を下手に放っておくと大抵ろくなことをしないといういい例すぎる。

ちょっといい話として、退職手当法改正案が準備中らしい。公務員が懲戒免職なら退職金なし。

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